9月ももう半ばになりました。暑い日が続いておりますが、今週から少しずつ涼しくなるようです。
この度Sigfossは、関西・大阪万博に出展することになりました。独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が主催の体験型展示会の一部スペースにてSigfossの技術紹介などをさせていただきます。詳細:未来航路
プライベートでも万博には行ったことがなかったので、世界中から最先端の技術やアイデア、人々が集まる大きなイベントに足を運べると思うと、楽しみです。
万博といえば、1970年に大阪の吹田市で開催された日本初の万博を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。当時のテーマは「人類の進歩と調和」。大阪万博は、戦後の日本が世界に復興と成長を示す象徴的なイベントでした。シンボルである岡本太郎氏の「太陽の塔」は、今も万博記念公園に残り、当時の熱気を物語っています。エスカレーターや携帯電話、動く歩道など、今では当たり前の技術が日本で初めて紹介されたのもこの時期でした。
その後、2005年の愛知万博では「自然の叡智」をテーマに、環境技術や持続可能な社会づくりに焦点が当てられました。冷暖房を使わずに快適に過ごせるパビリオンや、ロボットの活躍など、未来を先取りする展示が数多くありました。
そして今回の2025年万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。医療やAI、ロボティクスなど、私たちの暮らしをより豊かに、そして持続可能にするためのヒントが詰まっています。過去の万博が「当時の未来」を示してきたように、今回の万博もこれからの社会を考える大きなきっかけになるはずです。
私自身も、実際に現地で最新の技術やアイデアに触れることで、自分の仕事や日常に新たな視点を持ち帰りたいと思います。50年以上前に人々が見た「夢の技術」が今の私たちの暮らしを支えているように、2025年の万博で出会う「未来の種」が、次の時代を形づくっていくのだと感じながら見学してきます。
今回は業務での参加ではありますが、この貴重な機会を存分に楽しみたいと思います。来月のブログではその時の様子を書いていると思います。お楽しみに!(^^)/